[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ここのところ、
MP3プレーヤーで聞く音楽が適当で、
ポリシーが無いです(^_^;)
で今日は、
Pat Metheny。
この人はいろいろとスゴイ人で、
13歳で独学でギターを始めてます。
日本でもこの頃は中学の部活で軽音楽部があるくらいですから、
決して早くない取組みだと思います。
ところが、その後です。
18歳でバークリー音楽院の講師!!
たった5年でプロを目指し人たちを教えていたことになります。
教わった中に
その後早弾きの代名詞みたいに言われることとなる、
アル・ディメオラがいたりします。
師匠のパットは、
早弾きというより、
ボイシングとかメロディメーカーとしてすごい!!
もちろんそれを持て余すことなく表現できるテクニックもスゴいのですが・・・
聞いてみるとわかるのですが、
「どっからソロなのかメロディなのかわからない」
のです。
メロAからメロBになったと思っていたら、
それがソロだったりします。
滑らかなメロディがずーっと続く感じです。
弟子であるディメオラは、
メロディの時は早弾きを抑えている感じで、
できるだけ緩やかにわかりやすくしようとしているのですが、
ソロになった瞬間に早弾きを始めて、
ここぞとばかりに頑張ります。
よーく聞くと、パットも、
ソロに入るとテクニック的には難しい奏法を使っているのですが、
普通に聞こえてしまいます。
そのさらに高度なテクニックを持っているので、
全体に余裕があるので聞いている方はその変化に気づかない。。
のかも知れません。
ある意味、
「ソロの完成度がメロディ並み」
とも言えます。
一瞬にして完成度の高いメロディを、
インプロビゼーションの中で生み出せる。
天才です。
音色も独特で、
オクターブ奏法+ちょっとコーラス
みたいな感じで、
うるさくなく太くて柔らかい音を出します。
一緒にやる人々も常にスゴいです。
「シークレット・ストーリー」の映像を見ると分かるのですが、
「う~」とか「あ~」とか
CDでうたってい人たちが、
実に絶妙なパーカッションをやったり、ギターを弾いたり、
時にはベースを弾いたりするのです。
どんな表現も出来るドラムスも・・・・・
まあ、すべてがパットメセニーの
「世界」
です。
「シークレット・ストーリー」の2曲目
「フェイシング・ウエスト」
最高(^_^)v =