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毎日通っている道で ちょっとした発見・・・・ そんなことで「生きる」って何? と思ってしまったり・・・・・・・・・・・・・日々これ MY LIFE
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ここところ若ぶって比較的新しめの音楽の話題になってましたが、
今日久しぶりに聞いたのはふる~い音楽(・_・?)

この「3(スリー)」というバンド、
まずバンド名からして
三人だから3スリー
みたいないかにもヤケクソっぽいのですが、
その成り立ちもそんな感じです。

まずメンバーですが、
Keith Emerson: keyboards
Robert Berry: guitars, vocals, bass
Carl Palmer: drums
です。
上下二人は有名なEL&PのEとP。
真ん中の人がアレッとなります。

結成時期はといういうと・・・・

1970~1974:デビュー作EMERSON, LAKE AND PALMERからWELCOME BACK MY FRIENDS TO THE SHOW THAT NEVER ENDS... LADYS AND GENTLEMAN までのいわゆる絶頂期
1977~1979:WORKS VOLUME I からIN CONCERTまでのオーケストラとの共演してLOVE BEACHでもうダメだと思わせた終焉期

ここで一旦EL&Pは終わります。
で7年後の1986年に
コージーパウエルというハードロックドラマーにしか見えなかった人と、
EMERSON, LAKE AND POWELLを組んで1枚出します。
(この時はパーマーはASIAで忙しかった?)

その後ASIAが暇になったパーマーとEL&Pを再結成しようとしたら、
リハでキースとレイクが物別れ・・・・・
急遽マルチミュージシャンだったロバートを入れてつくったのが
1988年のこの3です。

その後199年にEL&Pで再結成したりするのですが、
そちらの話はまた後日(^_^)v

3との出会いですが、
かれこれ20年も前の話ですから、
友人宅で朝まで飲んでいました。
朝起きると前の晩にやっていた音楽番組(MTV?)のビデオを友人がつけていて、
そこに仰け反りながらシンセを弾いているおっさんが。o○
キースじゃありませんかw(゚ー゚;)wワオッ!!

キースが弾いている姿を見ることはもうない
くらいに思っていた頃だったので衝撃でしたね。

映像的には、
天井からワイアーで吊るされ
3段積み?になっているシンセ群をキースが仰け反って弾きまくり、
その横で見たこともない若いミュージシャンがベースを弾きながら歌っていました。
後ろには懐かしのカールが・・・・

涙ちょちょきれものです(~o~)
その3段積みがなんだったかは思い出せませんが、
上から吊っているのが画期的だったと思います。

早速LPを購入。でちょっと聞いて放っておいた次第です(^_^;)

ここ数年かつてアナログLPで持っていた音源をCDベースで集めなおしていたのですが、
このEL&P関連で言うと、この3が入手困難でした。
仕方ないのでアナログLPから取り込んMP3にしていたのですが、
これもしばらく聞いていなかったのが正直なところ。
この3...to the power of threeについて書かれているコメントの多くが
批判的でPOPでヒヨッタ再結成EL&Pの前兆
みたいな書かれ方をしてましたし・・・・

何年ぶりか今朝聞いたわけです。
当時のアナログLPなんてせいぜい長くて45分くらいなので、
片道の通勤で聞けてしまいました。
(そう考えると今のミュージシャンは大変かも?)

そのころザーッと聞いた時には
やはりPOPな印象で
「これ違う!!」
という感じだったのですが、
いや~
よく聞くといろいろな発見があって浮き浮きしてしまいました。

バッキングが実は
後期の(再結成ではなくパウエルと組む前)のEL&Pより、
ず~っとキースしています。

テンション感高めのクラッシックフレーズのオンパレード
いわゆる「クラッシックとジャズの融合」です。
ポリフォニックシンセのPAD音に消され気味ですが、
よく聞くと
クラビ、ナマピ、オルガン・・・と往年のサウンドが炸裂しています。

「ザンザンザン・・・・・」といった
オーケストラの刻みで起伏にとんだリズムがあり、
ちゃんと組曲形式になっていたりする曲もあります。

こうしたプログレ要素が満載されているにもかかわらず、
小難しくならずにPOPな仕上がりになっているのは、
ロバートペリーがプロデューサーとして凄かった証拠かと思います。
聞けば聞くほど
「キースエマーソン」にもこんな使い方があった
ということを思い知らされます。
まあある意味
やりすぎて損した
ということなんでしょう。o○

カールもスネアは当時の風潮で
「誰でもエレドラ」
ですが、
カールらしいオーケストレーションというか装飾的なドラム演奏になっています。
この人にリズムキープを求めてはいけないと思っていて、
私的にはASIAは違ったのかと思っています。
あっ。。。
ドラも叩いてます(^_^)v

ロバートのボーカルはちょっとレイクよりは「キン」とした感じがありますが、
これはこれでなかなかです。

「早すぎた」バンドのひとつです。

ん~
再発売してくれないですかね。o○

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