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カニエ・ウェスト・・・・蟹江 敬三(かにえ けいぞう)
33歳違います。
どうでもいいですけど(^_^;)
私はRAPというものはほとんど聞かないのですが、
ネットラジオで繰り返し流れる「Stronger」の
ちょっとだけゲロ吐きそうなバッキングボーカルが病みつきになり、
「Graduation」を聞いてみました。
RAPは言葉(歌詞)あってのラップなんで、
サウンド自体はバッキング的になっていて。。。。
(解説:プログレはボーカルも楽曲の中の一つの楽器として扱われているため、
ここではこのような表現をしています。)
基本的にはツーパターンのようです。
全体に流れる基本パターン + サビ
「これだけ単純なものをどうやって飽きずに最後まで聞かせるのか」
これが「RAPの肝」かと思います。
そんなわけで才能あるRapperは
あの手この手でサウンドクリエイトするわけですが、
そんな中での定番はサンプリングです。
元祖サンプリングはメロトロンだと思いますが、
「ある楽器の音に似せたいのだったらもとの音を録音したのものを流せばいい」
という単純なところから始まっています。
録音したものを自由に操る = サンプラーの自由度
といった感じでしょうか。o○
メロトロンはアナログテープでしたが、
それをデジタルにして世界的に流行らせたのが、
E-Mu イーミュレーターというデジタルサンプリングマシーンです。
鍵盤を押すとそれぞれの音程で録音した音が流れるのですが、
ピッチを変えると元の音質からはどんどん離れていってしまうので、
適度な音域ごとにそれぞれサンプリングしています。
(マルチサンプリング)
日本で一番有名な?イーミューレーターの音は、
「風の谷のナウシカ」で
オームが出てくるシーンの音かもしれません(^_^;)
「アー」というボーカルの音のような感じもしますが、
それに「サー」というデジタルらしさが加わり、
イーミュレーターならではの音になっています。
まあメロトロンもそうですが、
当時は元の音に近づけようと思っても、
今のような莫大なサンプリング音を使えるデジタル環境はなかったので、
音を間引かざるを得なくて、その間引いた音を気持ちよく聞かせるための工夫が、
結果楽器として独特な個性のある音を造りだしていたんだと思います。
で蟹江?ですが、
このサンプリングの使い方が、
一流のプロデューサーでもあるので
「うまい」です。
「Graduation」の4曲目「I Wonder」なんかは、
そのサンプリングによって2パターンから脱出して、
(バッキング)サウンドだけ聴いても素晴らしい仕上がりになっています。
歌詞がよくわからないのにいい
ということはそれだけサウンドが秀でているということでしょう。
2008年のグラミーでは
パフォーマンスを2曲もやりましたし、
8部門でノミネートで結果、
最優秀ラップ・ソロ・パフォーマンス賞ほか4冠
・・・・・・・・・「世界的」ですね(^_-)
WOWOWで放送された時には、
「最優秀アルバム賞が、
ハービー・ハンコックによるジョニ・ミッチェルのトリビュート盤『River: The Joni Letters』になったので、
たぶんカニエはガッカリしているでしょう。」
なんて言われてたので、
本人もその気だったのかと思います。
以前、ベストヒットUSAで小林克也が、
「カニエは歌詞も面白いので是非聞いていみて下さい」
と言ってましたが、
歌詞は聞いているのですが、
わからないだけです・・・・・・・・(^_^;)
その時流れたのは、
「Stronger」のPVなんですが、
あちこちに日本語のカタカナがでてきて、
またこれが意味不明。。。
むこうはむこうで
わからないんだ~
と思いました。
PS
PVって有料放送の「ペイパービュー 【pay-per-view】」
だと思ってました。
だって昔は
「MUSIC CLIP」と言ってましたから・・・・